錦織圭がリオ・オープン初戦で格下相手にストレートで敗れる

先週のアルゼンチン・オープンで準優勝だった錦織圭選手が、

次の週に行われたリオ・オープンで格下相手に敗れる波乱がありましたね。

しかも、ストレート負けですから、一体どうしたんでしょうか。

そもそも、アルゼンチン・オープンも周りは全員格下だったので、

絶対に優勝しなければならなかったと思います。

だって、決勝の相手だったアレクサンドル・ドルゴポロフ選手は、

世界ランキング66位の選手ですからね。

そして、迎えた今週のリオ・オープンは、まさかの初戦敗退。

こちらも格下と言える世界ランキング76位のトマス・ベルッチ選手。

地元の選手でアウェーとは言え、簡単に負けるような相手ではありません。

おそらく、調子はかなり悪かったんじゃないでしょうか。

動きが鈍く感じましたし、打球も伸びないというか、

あまり勢いがなかったように見えました。

それにしても、錦織圭はなかなか思うように勝てませんね。

いつもあと一歩のところで負けてしまうことが多いのが気になります。

以前よりは、かなりレベルアップしているのは明らかですが、

なかなか上位の選手に続けて勝つことができません。

また、上位の選手に負けるのならばまだわかりますが、

今週のリオ・オープンのように格下にコロッと負けることも

ちょくちょくありますからね。

なぜ、今ひとつ勝てないのか、ちょっと考えてみました。

軽いフットワークやスタミナが豊富な錦織圭選手は、

グラウンドストロークを主体に試合を進めるプレイスタイルです。

本来なら、球足が遅く、ラリーが長くなりやすい

クレーコートには向いているはずなんです。

ところが、錦織圭選手は、ハードコートの方が成績が良いのです。

そもそもジュニアの頃は、クレーコートが得意だったんです。

ただ成長していく中で少しずつプレイスタイルが変化していき、

今のグラウンドストロークを駆使したプレイスタイルになりました。

でもね、これでは、錦織圭選手の四大大会制覇は遠いかと思います。

なぜかと言うと、ハードコートは球足が速くなるため、

速くて強烈なサーブを武器とする選手に有利に働くからです。

上位には、身長が高くて強烈なサーブを得意とする選手がたくさんいます。

錦織圭選手は、身長がそれほど高くなく、平均程度のサーブしか打てません。

なので、勝つためには、彼の武器であるフットワークや

スタミナ面の強化をさらに磨き上げることしかないと思います。

毎年、2月頃に出場する大会は、ハードコート中心でしたが、

今年は、クレーコートの大会を選択しました。

おそらく、クレーコートで行われる全仏オープンに

狙いを定めているんではないでしょうか。

私の予想では、フットワークやスタミナが物を言うクレーコートの

全仏オープンこそ、四大大会の中で最も優勝に近い大会だと思います。

ハードコートに比べて、下が滑りやすくて踏ん張りが利きませんが、

球足が遅くなるので、速いサーブにも対応できる可能性が高いはず。

クレーコートでは、2大会続けて敗れはしましたが、

5月22日~6月11日に行われる全仏オープンでは、

錦織圭選手が、どんなプレイを見せてくれるか今から楽しみです。