陽性反応が出て、アウトだったんじゃなかったんでしょうか。
先月、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されていたASKAさんが、
嫌疑不十分で不起訴処分になりましたね。
一体これはどういうことなんでしょうか。
だって、警察に提出した尿から覚せい剤成分が検出されたんですよね。
警察側は、陽性反応が出たのは間違いではないんだけど、
ASKAさん本人の尿とは断定できなかったと言っています。
これには裏がありそうで何か臭いますね。
実は、AKSAさんが提出した液体は、尿ではなくお茶だったんです。
はぁ?なんでお茶を入れることができるの?
尿検査で採尿する際には、捜査員がきちんと見ているはずですよね。
しかも、立会人ともう一人写真を撮影する人の3人がいる中で行われるから、
尿の代わりにコップにお茶を入れることは不可能だと思います。
ところが、確認する捜査員側の態勢に不備があったと言うんです。
採尿には、捜査員1人・写真撮影者・立会人の3人が必要なんですが、
今回は、捜査員1人と立会人の奥さんの2人だけだったんです。
証拠となる写真も撮影していませんよね。
さらに、トイレのスペースがそれほど大きくなかったようで、
捜査員が前に回って確認することを怠ったようです。
後ろからしか見ていないので、上手く隠せばお茶を入れることも可能。
これは、どう考えても警察の不手際だと言わざるを得ません。
警察は再鑑定を行おうとしたみたいだけど、
採取した尿はわずかな量だったので1回の鑑定で全て使用したとか。
採取に使用したコップもすでに破棄していたので再鑑定は不可能。
結果、ASKAさんの尿と断定できずに不起訴処分になったようですね。
今回の警察の不手際は本当にいただけません。
今後、同じようなケースで真似する人が出てこないとも限りません。
警察は、一から尿検査のやり方を見直すべきでしょう。
今後の尿検査で採尿する際には、必ず正面から尿が出ているか確認する
などの何らかの改善が必要なんじゃないでしょうか。